横須賀市は5月19日より、電気自動車(EV)の充電可能施設50カ所を紹介した「よこすかEVドライブマップ」の配布を始めた。配布部数は2万部。市外の商業施設や自動車販売店のほか、市役所・行政センターなどでも配布する。
同市では、地域経済活性化や環境負荷を低減する取り組みとして、EV普及に必要な充電器設置費の補助、市施設への設置を推進した結果、「全国的にもトップクラスの充電インフラ整備状況になった」(同市経済部)としている。
首都圏からのドライブ客やEV利用者へアピールするため、市内のEV充電施設50カ所(急速充電器11、普通充電器39)のほか観光スポットなどもマップに掲載。
追浜地区にある日産・追浜工場は量産型EV「リーフ」のマザー工場となっており、年間約5万台を生産予定。同市は今年2月、日産リーフを活用したEVタクシー9台を導入してタクシー会社に提供、市民の身近な交通機関としても利用されている。