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まぐろ激戦区・三崎下町に海鮮丼専門店、漁師味付けの「サバ丼」提供

漁師の今川家秘伝の味付けをした「鯖(サバ)とろ丼)」、カウンター越しに「鮮魚の達人」の魚さばきも

漁師の今川家秘伝の味付けをした「鯖(サバ)とろ丼)」、カウンター越しに「鮮魚の達人」の魚さばきも

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 三浦半島最南端、まぐろ専門店が立ち並ぶ三崎下町エリアに5月3日、海鮮丼専門店「今川商店三崎本店」(三浦市三崎3 TEL 046-884-8360)がオープンする。運営は地元の鮮魚卸・今川商店で、県内に直営店「いまがわ食堂」3店舗を展開している。

三崎下町商店街にある海鮮丼専門店「今川商店三崎本店」(外観)

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 本店でしか提供しない看板メニューは「鯖(サバ)とろ丼」(1,380円~)。同商店は江戸時代から続く漁師で、鮮魚の卸業。代表の今川吉保さんは「目の前の三崎港で水揚げされた、その日の鮮魚を提供します。今川家に伝わる秘伝の味付けにひと手間加えた自信作」と話す。

 カウンター越しに「鮮魚の達人」が魚をさばく姿も見える。今川さんが朝仕入れてきた地魚を前に、仲買・鮮魚店歴50年超の渡辺満さん、中村俊夫さんが調理する。3人は市場の仲間だという。

 鯖とろ丼は、鯖の刺し身に脂が乗ったハラミとネギを練り込んだオリジナル商品。1度目はそのまま味わい、次にわさび・しょうゆを好みで、鯖の骨揚げも付く。最後はお茶漬け用のダシ汁を注いでと、味の変化も堪能できる。「新鮮な鯖のとろけるような食感を味わってもらえたら」と今川さん。

 ほかに、季節の地魚を盛り付けた「今川漁師飯丼」 (1,580円~)、しょうゆベースの味付けで卵黄をからめた「贅沢(ぜいたく)三崎まぐろゴロゴロ丼」 (1,780円~)など。席数はテーブル席とカウンター席の25席。

 営業時間は11時30分~15時(火曜定休)。オープン記念で、同店公式インスタフラムのクーポン画像を提示すると、「いくらトッピングと胡麻味噌(ごまみそ)刺身」の無料サービスも(5月31日まで)。

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