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横須賀のライブハウスを応援 地元高校生バンドが動画配信、投げ銭寄付も

無観客ライブで動画配信を行い、寄付を集める高校年バンド「ムンダスアリウス」

無観客ライブで動画配信を行い、寄付を集める高校年バンド「ムンダスアリウス」

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 コロナ禍で営業自粛を続ける横須賀のライブハウス「ヤンガーザンイエスタデイ(YTY)」(横須賀市大滝町2)を応援しようと地元高校生バンド「ムンダスアリウス」が6月16日より、無観客ライブの動画配信を行い話題を呼んでいる。

バンドメンバー(右から)、ひごたくみさん、森千颯さん、榎本響さん

 同バンドは高校3年の音楽仲間が結成したジャズバンド。横須賀在住のひごたくみさん(パーカッション)、森千颯(もりちはや)さん(テナーサックス)、横浜在住の榎本響(ピアノ)さんの3人。演奏曲は「On the sunny side of the street」「上を向いて歩こう」「花は咲く」「On fire」の4曲で、トークを交えて約30分。動画配信サイト「ユーチューブ」に投稿し、ライブハウス支援の「投げ銭」ができるページも設け、収益を寄付する。配信は6月23日まで。

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 自粛期間が長引き、「演奏したいエネルギーが爆発しそうな僕たちとYTYがタッグを組んでライブ映像を作成しました。溢れるパワーを皆さんに楽しんでもらえたら」とメンバーたち。

 リーダーのひごさんは、小学生の頃からパーカッション奏者として活躍。10年前にステージデビューした思い出のライブハウスで、「その大切な場所であるYTYの危機に何か力添えできないかと考えました。僕たちの演奏で少しでも恩返しできれば」という。

 バンド名はスペイン語で「別世界(Mundus Alius)」の意味。キューバ音楽コンテストで優勝経験もある ひごさん、スイングジャズの森さん、作曲もする榎本さんと、それぞれ個性的だ。3人は中高生のジュニアビッグバンドで知り合って意気投合し、独自のライブ活動を開始。昨年2月にはYTYでお披露目ライブを行い、100人超の観客を集めていた。

 YTYマネージャーの塩見貴規さんが映像撮影・編集をサポート。「地元ミュージシャンの表現の場所を何とか守っていきたい。観客を集める生演奏はまだ難しい時期だが、ミュージシャンと相談しながら動画配信も取り入れて、コロナ禍を乗り越えていきたい」(塩見さん)と話している。