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軍港の街がジャズに染まる、「横須賀トモダチジャズ2019」 45バンドが競演

「スカジャンガール」が話題、横須賀トモダチジャズのビジュアル

「スカジャンガール」が話題、横須賀トモダチジャズのビジュアル

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 米海軍横須賀基地に近い本町ドブ板通り周辺で11月2日・3日、ホールやアメリカンバーなどを舞台にしたジャズフェス「横須賀トモダチジャズ2019」が開催される。参加45バンド・約400人が熱演を繰り広げ、街をジャズで染める。

ストリートがジャズで溢れた、横須賀トモダチジャズの様子

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 戦後ジャズのルーツとして知られる「EMクラブ」(米海軍下士官クラブ)跡地に立つ ヨコスカベイサイドポケット(本町3)では、実力派ミュージシャンが結集する「EMクラブレジェンド」(2日)。出演は宮脇惇カルテット、福井ともみ&マウントノネット、伊藤君子×田中信正ス-パーデュオ。

 アメリカンバーが密集するドブ板通りが″街ジャズ″の舞台になる「ドブイタ・バーボンストリート」(2日・3日)。横須賀・横浜で活躍する多彩なミュージシャンが演奏。ストリートでは、市内外の応募バンドが「フリ―ライブ」(無料ステージ)も展開する。

 オープニング(2日12時~ドブ板広場)では、米海軍第7艦隊音楽隊のジャズバンド「ファー・イースト・エディション・プロトコール・コンボ」が初出演。スカジャンを着て行くとさまざまな特典がある「スカジャン割イベント」(3日12時40分~)も行う。

 今年のテーマは、「地元で育った若手音楽家の思いを伝える」。昨年、ジャズの新人賞「ちぐさ賞」を受賞した25歳のクラリネット奏者・宮脇惇(横須賀在住)。キューバでも学んだパーカション奏者・ひごたくみ(三浦学苑高校2年)をリーダーに高校2年生トリオ(+ピアノ・サックス)も出演。海外で活躍する女性サックス奏者・朝本千可(三浦市在住)&三崎中学吹奏楽部のコラボ演奏(3日12時~)などもお披露目する。

 同実行委員会の長坂和広さんは「トモダチジャズは世代を超えて、音楽を通じた街の楽しみ方を提案します。異国情緒ある街で市内在住米国人ともジャズ交流していきたい」と話す。

 フリーマーケット「ドブ板バザール」も同時開催。トモダチジャズは2016年に初開催し、今年で4回目。昨年は2日間で約1万5,000人が集まった。出演者・チケット料金などの詳細は同公式サイトで確認できる。問い合わせは同事務局(TEL 080-4473-0550)。

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