追浜商店街(横須賀市追浜)で7月22日、市内飲食店など10店舗が集まり各店が趣向を凝らした麺類の味を競い合う「おっぱま夢マルシュ~ヨコスカ麺'sフェス」が行われた。追浜活性化委員会が主催。
ワタリガニが山盛りされた「ワタリガニとアサリのトマトパスタ」
当日は駅前広場に屋台が並び、わんこそば早食い大会、地魚掴み取り大会などのアトラクションも行われ、家族連れなど約2,000人が集まりにぎわった。
出品された麺類は、それぞれ地元食材を使った焼きそば・ラーメン・パスタなど8種類。猿島のアサリを使った「おっぱま塩焼そば・夏バージョン」(追浜活性化委員会)、「ヨコスカカレー焼きそばパン」(カフェドクルー)、猿島わかめを麺に練り込んだ「猿島わかめラーメン」(大津・大黒亭)。
佐島シラスと夏野菜を使った「ヨコスカスープパスタ」(カシム&山茂丸)、「ワタリガニとアサリのトマトパスタ」(カギロイ&タベルナ・オッジ)、「猿島わかめうどん」(上町・大黒堂)、鎌倉野菜を使った「鎌倉タンメン」(海彦)、マグロを具に使ったパスタ「ヨコスカナポリタン」(横浜ナポリタン学会)などユニークな麺類がそろった。
屋台では各店100食以上を完売。試食後の割りばしを使った人気投票も行われ、1位には「おっぱま塩焼きそば」、2位に「ヨコスカカレー焼きそばパン」、3位に「猿島わかめラーメン」が選ばれた。同塩焼きそばは、追浜商店街4店舗で販売している。
同委員会代表の下澤敏也さんは「地元を盛り上げたいと熱い思いを持った近隣の店が集まってくれた。今後もイベントなどを通じて飲食店同士のつながりを広げていければ」と話す。
昨年4月に旗揚げした同委員会は、商店街活性化を目指した飲食イベント「夢マルシェ」を毎月第3日曜に定期開催している。