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横須賀、市民活動「のたろんフェア2012」に6千人-被災地応援コーナーも

フリーマーケットなども開かれた「のたろんフェア2012」

フリーマーケットなども開かれた「のたろんフェア2012」

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 横須賀の市民活動を紹介するイベント「のたろんフェア2012」が2月11日・12日、市民活動サポートセンター(横須賀市本町2)で開催され、2日間で約6,000人が集まりにぎわった。今年で12回目。

被災地での支援活動を紹介する「のたろん復興応援団」パネルも

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 当日は市民グループ76団体が出展。福祉・環境・防災・まちづくりなどのパネル展示、市民活動ミニ体験、ステージショー、市民活動資金作りのフリーマーケットなども開かれた。

 東日本大震災から11カ月。同フェアには、市内に受け入れた東北の被災者4家族も招待し、市民交流の場も設けられた。被災地でのボランティア活動を紹介した「のたろん復興応援団」パネル展示、災害ボランティアネットワークの紹介、救急体験コーナー、福島物産の販売コーナーなども。

 会場には、市民活動のマスコット「のたろん」のほか、「スカリン」「ペリリン」「オグリン」「スカレー」など横須賀のゆるキャラたちも勢ぞろいして、参加者と記念撮影。「のたろん」は一般から募集した愛称で、英語の「not alone」(ひとりぼっちではない)に由来する。

 同実行委員長の西條敏諒さんは「大震災発生以来、市民活動にとってもたいへんな1年だった」といい、「個人や団体で支援活動に参加する人も多く、自分たちに今何ができるかが問われた年だった」と振り返る。同センターでは「被災者家族との交流イベントなども継続していきたい」(高橋亮館長)という。

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