三浦半島で「自転車で行く畑のお手伝い&畑ランチ」-アウトドア店が新企画

三浦半島の農道を自転車で走りながら畑仕事のお手伝いも行う「サボリカルチャー・サイクリング」(写真提供=Tussy)

三浦半島の農道を自転車で走りながら畑仕事のお手伝いも行う「サボリカルチャー・サイクリング」(写真提供=Tussy)

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 横須賀西海岸のアウトドア店「3ノット」(横須賀市秋谷)は1月16日、三浦半島を舞台にした新企画のアウトドアツアー「自転車で行く畑のお手伝い&畑ランチ~サボリカルチャー・サイクリング」を実施した。

畑仕事では、麦畑に一列に並んで「草刈りレース」も

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 「サボリカルチャー」とは、日常を離れて休憩する「サボリ」に「アグリカルチャー(農業)」をミックスした造語。同ツアーのコースは、秋谷の久留和海岸を出発して国道を離れて裏道や農道を通り、三浦市内の畑や岬を1周する約20キロの行程。10代~40代の男女9人が参加して好評だった。

 当日は、自転車を走らせてキャベツ畑や大根畑が広がる三浦の農園地域に到着すると、パン焼き店「充麦(みつむぎ)」が自家栽培する麦畑に出向き、畑仕事を手伝いながら「草刈りレース」も。おやつ用の焼きたてパンをもらい、近くの畑でからし菜や春菊を収穫し、養鶏場から新鮮な地卵も入手する。

 畑仕事の合間に野外キッチンを設営。ご飯を炊き、三浦産キャベツを丸ごと溶かし入れたキャベツ・ポタージュスープ、からし菜・ベーコン炒め、春菊・白髪ネギ・サクラエビのあえ物、卵かけご飯など手作り料理の「畑ランチ」を満喫。その後、海が一望できる岬へ移動して、熱いココアやコーヒーを飲みながらティータイムを楽しんだ。

 同店オーナーの寒川一さんは「どこにでも入って行ける自転車の機動力を生かして、三浦半島の自然豊かな農園をまわることができる。土と親しみながらいい汗をかいて、大地の恵みをおいしくいただくというエコロジーな自転車ツアー」といい、「非日常の『サボリ体験』を楽しんでもらえたら」と話す。

 次回ツアーは2月7日。開催時間は10時30分~15時30分頃。参加費=4,500円。1月24日には、サイクリングなしの「サボリカルチャー~畑のお手伝い&畑ランチ」(3,800円)も開催予定。問い合わせは同店(TEL 046-845-5550)まで。

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