横須賀市・横須賀商工会議所は12月7日、米海軍横須賀基地で働く米国人向けに割引クーポン付き店舗紹介リーフレット「Niko Niko Coupon(ニコニコクーポン」(英語版)を発行した。発行部数は5,000部。同市の個店PR事業の一環。
同冊子は、米国人を歓迎し英語で対応する市内店舗を公募したもので、基地周辺の飲食店・衣料品店・写真館・マッサージ店・自動車部品店など36店舗を掲載。基地内各部隊の福利厚生施設、レクリエーションセンター、家族支援センター、日米文化交流センターなどで配布される。
掲載店では英語メニューなどを置いて英語で接客するほか、クーポン券を提示すると料金10%引きやドリンク・サーピスなど各種サービスを実施する。同市の米軍基地関連施設内では軍人・技術者・家族など約3万人の米国人居住者がいるという。
同会議所担当者の平川たよ子さんは「基地内米国人向けに発信する市内情報として、英語で買い物や飲食ができる店舗情報を集めたもの。日米交流のきっかけになれば」という。米軍基地広報担当者は「クリスマスも近づき、米国人の基地外個人消費も増える時期。ドル安・円高の影響もあるため、各種クーポンサービスは歓迎されている様子」と話す。