故マイケル・ジャクソンさんをしのぶ「ダンス・ワークショップ」が8月23日、横須賀芸術劇場リハーサル室(横須賀市本町3)で行われた。インストラクターはマイケルさんのダンス・パフォーマンスを行う「DAICHAEL(ダイケル)」さん。主催はストリートダンス連盟。
当日は横須賀市内のダンス教室に通う小・中学生たちが参加して、マイケルさんのヒット曲「スリラー」の振り付けを学んだ。「マイケルのダンスは動きが早く、独特のムーンウオークもあって難易度が高いダンスだが、子どもたちは飲み込みが早くて驚いた」とダイケルさん。約4時間のレッスンで、「スリラー」のダンス曲を通しで踊れるまでになったという。
ダイケルさんはダンスユニット「LINA WORLD」のメンバー。ニューヨークの殿堂「アポロシアター」で、東洋人グループとして初の「アマチュアナイト」3大会連続優勝。アメリカのテレビ番組やプロモーションビデオにも出演、全米28カ所のツアーも行う。国内ではVAPレコードから歌って踊れるシンガーとしてCDをリリース。ソロ活動でマイケルさんのダンス・パフォーマンス・ショーなども行っている。
同市内で「サリー・ダンス・スクール」を主宰する濱野真粧美さんは「伝説となったマイケルのダンスを子どもたちに伝えて受け継いでいきたい。今後のダンス・ショーケースにも取り入れてく予定」と話す。