1999年にセガが家庭用ゲーム機・ドリームキャストで発売し、世界的ヒットになったアドベンチャーゲーム「シェンムー」がアニメ化され、キービジュアルや最新映像を収録した予告編が公開された。アニメ化作品「Shenmue the Animation」は、2022年内に日米で展開される予定。
「Shenmue the Animation」のアクションシーン
同ゲームは、1980年代の横須賀の街並みを忠実に再現したシュミレーションゲーム。モーションキャプチャーによるリアルな演出、作品内の世界で行動できる自由度の高さなど、3Dオープンワールドの先駆けとなり、以降のゲームに多大な影響を与えた作品。2001年にゲーム第2弾、2019年に第3弾もリリースされている。
アニメーション制作は「ルパン三世 PART5」「ブルーサーマル」などを手掛けるテレコム・アニメーションフィルム、監督は櫻井親良さん。オープニングテーマ曲は、YouTubeなどで注目のアーティスト・伊東歌詞太郎さんが歌う「UNDEAD-NOID」。
同アニメでは、主人公・芭月涼(はづきりょう)の壮絶な過去の物語から始まり、宿敵・藍帝(ランテイ)との激しいアクションシーンや、謎に満ちたストーリーが展開。ドブ板通りなどノスタルジックな横須賀の街を舞台に、強く成長する主人公の物語が描かれる。
声優の松風雅也さん(芭月涼役)は、「20年という時を経て続編発売という奇跡を体験させていただきました。奇跡は続いていて今回初のアニメ化です。シェンムーは私の人生にとってもとても大きな作品です。長く愛していただき奇跡を起こしてくれた皆さんはもちろん、名前も知らないという方もシェンムーの世界に触れていただけたらと思います。私も見るのが楽しみ! 一緒に楽しみましょう」とコメントを寄せている。
今後の詳細は、同公式サイトやツイッターで情報発信していくという。