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ヨコスカジャズドリームスが35周年 歴代ミュージシャンの写真展も開催

35回目となる「ヨコスカジャズドリームス」を振り返る写真展(横須賀HUMAXシネマズ)

35回目となる「ヨコスカジャズドリームス」を振り返る写真展(横須賀HUMAXシネマズ)

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 横須賀芸術劇場(横須賀市本町3)で7月24日、戦後日本ジャズの聖地「EMクラブ」跡地を舞台に行われる伝統のジャズ祭「第35回 ヨコスカ ジャズ ドリームス」が開催され、周辺施設では記念写真展も今月から行われている。

「Bye Bye EMクラブ」と題した第1回目のパンフレット

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 同公演では、トリプルサックス、ジャズバイオリンのカルテット、ジャズドリームス独自の特別編成によるビッグバンド演奏も展開。

 出演は、Girls 3 Sax(矢野沙織 小林香織 ユッコ・ミラー)with 井上陽介トリオ、寺井尚子カルテット。デヴィッド・マシューズ スペシャルビッグバンド、ゲストに川嶋哲郎(トランペット)、ケイコ・リー(ボーカル)ら。

 「豪華ゲストを迎えて、夏の祭典はまさに一期一会のステージ。出演者全員で演奏するフィナーレのジャム・セッションも圧巻です」(同劇場担当者)。

 第1回は1987年、米軍娯楽施設として使われていたEMクラブ(旧海軍下士官兵集会所)が老朽化による解体前年。かつてEMクラブに出演し、戦後の音楽文化への影響に思いを寄せたミュージシャンらが集い、「Bye Bye EMクラブ コンサート~YOKOSUKA JAZZ DREAMS」と題して、三笠公園野外ステージで開催。

 横須賀市制80周年イベントとして実行委員会が結成され、阿川泰子、弘田三枝子、しばたはつみ、ジョージ川口、日野元彦、原信夫とシャープス&フラッツ、デュークエイセスなど豪華ゲスト24組が出演した。

 「日本のジャズメンにとって、EMクラブはジャズの学校でもあった」(第1回パンフより)。野外ジャズ祭として7年間公演され、その後同劇場に会場を移して継続している。

 横須賀HUMAXシネマズのロビーでは、35年の歴史を振り返る記念写真展を開催中(観覧無料・24日まで)。横須賀の夏を彩ってきた名プレイヤーたちが熱演する音楽シーンを紹介。記念ハンドブックも配布する。

 劇場開演は16時~。チケット料金はS席6,800円、A席4,800円。同劇場サイト、窓口(TEL 046-823-9999)でも販売する。

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