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横須賀、軍港をバックに野外ジャズ演奏 オンライン配信も

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 海自護衛艦など日米艦船が停泊する横須賀本港で7月17日、「ヨコスカ街なかミュージック SUNSET JAZZ LIVE」が開催され、地元若手グループ「宮脇惇トリオ」が野外ジャズ演奏を披露した。

公園を散策する米国人カップルもジャズ演奏にうっとり

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 出演は、ジャズクラリネット奏者の宮脇惇さん、渡部良介さん(ギター)、入船裕次さん(ベース)。ヴェルニー公園内に150年前の西洋館を再現した、「ティボディエ邸」広場で野外ステージを展開。

 「Wispering」「いそしぎ」「After You´ve Gone」「酒とバラの日々」などのスタンダードナンバー、オリジナル曲も含め10曲を披露。同港が夕陽に紅く染まる頃、観客の大きな拍手に応えて、アンコール曲「Fly me to the Moon」を熱演した。

 「軍港をバックにジャズ演奏という、横須賀らしい音楽シーンの演出もあり、楽しく演奏できた」と宮脇さんは笑顔をみせる。

 宮脇さんは横須賀生まれの27歳。小学校3年の時に映画「ベニー・グッドマン物語」を観て感動。独学でジャズクラリネットを学び、洗足音楽大学ジャズ科に進学。高校生の頃から現在まで、ドブ板通りの老舗ジャズバー「KENT倶楽部」で毎月ライブを行う地元ミュジーシャンだ。

 2018年、ジャズの登竜門「第6回ちぐさ賞」でグランプリ受賞。2019年6月、デビューアルバムをLPとCDでリリース。横須賀・横浜・東京都内のライブハウスなどで活躍している。

 「SUNSET JAZZ LIVE」は、7月17日~8月1日まで5日間6ステージ、横須賀ゆかりのアーチストら6組が出演する。横須賀集客促進・魅力発信実行委員会、ヨコスカ・ジャズ協会などが主催。

 7月24日には若手女性サックス奏者・前田サラさん(16時30分~)、25日はトランペット奏者・岩嵜香織さん(同)、31日にミセスガラナ(15時30分~)と8弦ギタリスト・MASAToooN!(17時~)。8月1日には、高校生ウクレレ奏者・JEIRH(ジャイラ)とロックバンド・イチノイーのコラボライブ(16時30分~)などを予定。

 各ライブの様子は「ヨコスカ街なかミュージック」YouTubeチャンネルで配信する。詳細は同サイトで確認できる。

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