横須賀・上町商店街で7月13日・14日、一般公募で集めた約300個の灯ろうを並べた「うわまち浪漫灯ろうまつり」が行われ、浴衣を着た子どもたちや家族連れが集まって夏の夜の風物詩を楽しんでいる。
沿道には地元商店がテーブルを出し、かき氷や串焼き、お菓子などの縁日屋台が並び、子どもたちが歓声を上げて走り回る。空き店舗を活用し、虫の標本などを展示した「おでかけ博物館」や工作室などのワークショップも開催。交番前広場ではハーモニカ演奏も。
市内在住の米国人家族らも訪れて、祭り太鼓や縁日風景に触れ、地元の人たちと交流。関東学院大学の学生らもボランティアで参加し、ワークショップや祭り広場の運営などを手伝った。
「昔ながらのお祭り風情を街の財産とし、大切に残していけたら」(上町商店街連合会)という。