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汐入の居酒屋、「横須賀野菜焼き」が話題に-JRトレインチャンネルでも放映

汐入・カギロイの「横須賀野菜のオリーブオイル焼き」。地元農家から直接仕入れた旬の野菜10 種類を大胆にオリーブオイルで炒めて、塩と粒マスタードで食べる人気メニュー。

汐入・カギロイの「横須賀野菜のオリーブオイル焼き」。地元農家から直接仕入れた旬の野菜10 種類を大胆にオリーブオイルで炒めて、塩と粒マスタードで食べる人気メニュー。

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 京急汐入駅近くの居酒屋「カギロイ」(横須賀市汐入2、TEL 090-8004-7072)が提供する横須賀産野菜をふんだんに使った「横須賀野菜のオリーブオイル焼き」が好評で、JR東日本の車内テレビでも放映されるなど話題を呼んでいる。

「横須賀産の食材にこだわりたい」と話す店主の松田一希さん

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 同メニューは10月10日~17日、JR東日本の車内テレビ「トレインチャンネル」で放映されており、情報番組「繁盛店の逸品」コーナーに動画で紹介。同番組は、京浜東北線・中央線の車内テレビで23分毎に流れている約1分間の番組。同店には、車内で見た乗客から問い合わせが相次いでいるという。

 横須賀野菜焼きは同店の人気メニュー。店主自ら毎日足を運んで安田養鶏場(同市長坂4)の農園から直接仕入れた旬の野菜を使用。秋バージョンでは、サツマイモ、バターナッツ(かぼちゃ)、秋ナス、オクラ、ピーマン、アヤメカブ、シカクマメなど10種類を大胆にオリーブオイルで炒め、塩と粒マスタードで食べる。神奈川県外では味わえない珍しい野菜も入る。価格は780円。

 2005年7月にオープンした同店は、レトロで隠れ家的な雰囲気の居酒屋。店主の松田一希(愛称・マジソン)さんは「2年前から地産地消の食材に力を入れ始めた。佐島漁港でその日に水揚げされた地魚、地元農家の野菜など横須賀産の旬の食材にこだわっている」という。「市場に毎日行くと他の飲食店仲間との交流ができ、料理法なども情報交換して刺激になる。数が少なくて流通にのらない珍しい魚や野菜を発見することも」と話す。

 店名のカギロイは、「万葉集」の歌人・柿本人麻呂が作った和歌「ひむがしの 野にかぎろひの立つ見えて…」に由来する。提供メニューは、佐島産地魚などその日の仕入れ状況で毎日メニューが変わり、日替わりメニューが20種類以上。自家製オイルサーディン(600円)など定番メニューが約30種類。ドリンク類は本格焼酎のほか、梅酒・ゆず酒・みかん酒・桃酒など女性向けの果実酒(580円~)など約60種類を用意。

 営業時間は 17時~24時。日曜定休。カウンター 8席、テーブル4席、2階にギャラリー&宴会場も設ける。

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