三浦半島で活動する写真愛好家の合同展「三浦半島みんなの写真展」が横須賀市文化会館・市民ギャラリー(横須賀市深田台)で開催され、ローカルな自然や人物などの魅力を表現した作品382点が展示されている。
同展は、神奈川報道写真連盟三浦半島支部、湘南写真クラブ、ネイチャーフォト・ヨコスカ、だいこんクラブなど16団体・258人が参加する県内最大規模の写真展。今年で3回目。
三浦半島の自然や風物詩などを中心に、スナップ、グラフィックな心象風景など力作が並ぶ。「三浦の農と生活」をテーマに田園風景を撮影したグループの作品なども。「先生も生徒も関係なく、優劣もなく、誰もが平等に、好きな写真、見せたい写真を展示している」(同実行委員会)という。
フォト花虫舎の佐藤八重子さんは「観音崎など市内各地をグループで散策しながら、花や虫など小さなものや記憶に残しておきたい身近な自然の撮影を楽しんでいる」とほほ笑む。
同事務局長の村木捷夫さんは「2年前の初開催時より、出品者は4団体50人以上増えている」といい、「いろいろな人の写真に触れながら相互研鑽していきたい。写真を通じて三浦半島の魅力を発信していけたら」と話す。
4月2日まで。開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。