横須賀の開国祭に合わせて8月4日、「ネイビーフレンドシップデー」として米海軍横須賀基地が一般開放され、米イージス艦見学などに長蛇の列ができ、約5万人が集まりにぎわった。
当日は、同基地の三笠公園ゲート前に早朝から長い行列ができた。基地内には、アメリカンフードやネイビーグッズなどの屋台が数多く並んだ。日米国旗を持った儀杖兵(ぎじょうへい)、迷彩服を着た海兵隊員と記念撮影する家族連れの姿なども。
東日本大震災時の「日米ドモダチ作戦」に参加した米イージス艦フィッツジェラルドの艦船公開も行われ、数百メートルの長い行列ができるなど人気を集めた。基地内映画館では、日米ロックバンドの演奏、ボディビルコンテストなども開催。
夕方からは、約4,000発を打ち上げる開国花火大会が基地内から見学できるため、浴衣姿の若い女性なども大勢集まった。基地土産には、ビッグサイズ・アメリカンピザが人気で、白い箱を手にぶら下げて帰る人たちも多かった。
同日、「ヨコスカサマーフェスタ」として海上自衛隊横須賀基地も開放され、護衛艦たかなみ、南極観測船しらせなどの艦船見学、救難機訓練なども公開され、約1万3,000人が集まった。