海洋研究の最先端「海洋研究開発機構JAMSTEC」は5月12日、横須賀本部(横須賀市夏島町2)の施設を一般公開する。同機構が取り組んだ東北地方太平洋沖地震の研究成果を映像・パネルなどで紹介する特別展も行う。
当日は、改造によって性能が向上した世界有数の有人潜水調査船「しんかい6500」の見学会も。日本最大級の双胴船「かいよう」の体験乗船(抽選)、海洋調査船「なつしま」船内公開、最先端設備を持つ研究室を探訪するラボツアー、研究者と交流するサイエンスカフェなども実施。
特別展「大地震から1年~メカニズムと影響の解明に取り組むJAMSTEC」では、緊急調査航海、地震・津波発生のメカニズム、震源域の科学掘削、深海への影響、防災に向けたシュミレーションなどを紹介する。
開催時間は9時30分~16時。入場無料。京急追浜駅より無料シャトルバスも運行。問い合わせは同機構(TEL 046-867-9067)まで。詳細は同サイトで確認できる。