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追浜コスプレ大使ら、世界先端の海洋施設で撮影会-コスプレで街の名所PR

深海調査船「しんかい6500」の前で、ポーズをとる追浜観光大使キキワンさん

深海調査船「しんかい6500」の前で、ポーズをとる追浜観光大使キキワンさん

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 追浜観光大使でコスプレイヤーのキキワンさんらが4月21日、世界最先端の施設を持つ海洋研究開発機構JAMSTEC(横須賀市夏島町)を訪れ、深海調査船などを見学してコスプレ撮影会を行った。追浜コミュニティセンターで開催した「コスプレ講座」の一環で、受講生ら約20人がコスプレ衣装を着て参加した。

「しんかい6500」のコックピットで、深海気分を体験するキキワンさんら

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 当日は3回連続講座の最終回。10代~20代の受講生らは講座後、京急追浜駅前で「クリーンよこすか」の街頭美化PR活動に協力。その後、シャトルバスに乗って海洋研究のメッカ・JAMSTECを訪問した。

 キキワンさんは「きわめてレアな機会」といい、「めったにコスプレ撮影できない場所」と興奮気味。同機構スタッフから説明を受けた後、深海艇「しんかい6500」(実物大模型)の狭いコックピットに乗り込んだ。「今度来るときはエヴァンゲリオンの衣装がいい。秘密基地気分が味わえる」と感想を漏らした。

 コスプレイヤーらは海洋調査船「よこすか」にも乗船。操舵室や研究員船室・食堂などを見学して回り、搭載された実物の「しんかい6500」とも対面。世界有数の深海艇の前でポーズを決めて記念撮影も。

 アニメ登場人物やメイド服姿のコスプレイヤーらが船内を歩き回る姿に、同船乗組員は驚きながらも笑顔で交流。同機構広報課長の満澤巨彦さんは「コスプレイヤーが見学に訪れるのは初めて。ふだんは海洋専門の固い研究をしている施設だが、コスプレで楽しくPRしてもらえたら」と顔をほころばせた。

 横須賀出身のキキワンさんは、TVチャンピオンコスプレ王選手権で優勝、世界大会にも出場したコスプレの第1人者で「ブログやプイッターなどで情報発信していきたい」という。追浜観光協会の担当者は「周辺には鷹取山や旧海軍第3海堡(かいほ)などの名所もあり、撮影スポットを開拓しているところ。コスプレイヤーと一緒にまちおこしができれば」と意気込む。

 JAMSTECは5月12日、同施設を一般公開する。海洋調査船や深海艇を公開するほか、海洋セミナーや研究ラボツアーなども予定する。

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