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横須賀「さかな祭り」に1万5千人、来場者5割増-地産地消グルメに長い行列

人気の「競り売りコーナー」では、家族連れなどが魚を競り合って盛り上がった

人気の「競り売りコーナー」では、家族連れなどが魚を競り合って盛り上がった

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 横須賀魚市場(横須賀市平成町3)で10月2日、地元産の魚を楽しむイベント「よこすか さかな祭り」が開催され、昨年より5千人多い約1万5千人の来場者が集まり、地産地消グルメを味わう家族連れなどでにぎわった。今年で10回目。

市場社員バンドによる「踊るまぐろ解体ショー」

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 10周年となる今回は、地元飲食店約10店舗が参加して「地産地消グルメコーナー」を新設。地魚を使ったあら汁、まぐろバーガー、おっぱま塩焼きそばなどの屋台に長い行列ができ、完売する店が続出した。

 「踊るまぐろの解体ショー」では、同市場社員バンドの演奏とともにまぐろを解体して、参加者から大きな拍手が上がった。魚の目方当てクイズ、魚のさばき方教室、横須賀で水揚げされた地魚の無料試食会も。生きた魚が泳ぐ「タッチングプール」では、ドジョウやヒラメなどを手にした子どもたちが歓声をあげて魚と遊んだ。

 人気の「競り売りコーナー」では、三浦半島産の地魚や全国各地の新鮮な魚が並び、金額を書いたうちわを持つ子どもや家族連れなどが大声を張り上げて競り合い、1ケース=3,000円~5,000円で競り落とすなど盛り上がった。親子4人で参加した地元の家族連れは「競り売りを楽しみに毎年来ている。今年は大きなタラバガニを安い値段で競り落とせてよかった」とほほ笑む。

 同市場社長の府川均さんは「地元で獲れた魚を楽しんでもらうイベントで、年々人気も高まってきた。来年も新たな企画を盛り込んでいきたい」と笑顔をみせた。

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