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絶滅危惧種、ニホンイシガメの赤ちゃん誕生-京急油壺マリンパーク

繁殖に成功したニホンイシガメの親子

繁殖に成功したニホンイシガメの親子

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 京急油壺マリンパーク(三浦市三崎町小網代)の展示施設「みうら自然館」で9月4日、神奈川県絶滅危惧種となっている「ニホンイシガメ」の繁殖に成功し、4頭のかわいい赤ちゃんカメが誕生した。

甲羅が約3センチ、ニホンイシガメの赤ちゃん

 イシガメの赤ちゃんは、甲羅の大きさが約3センチ。水の中で元気よく泳ぎ、水槽内に設置した石の上に乗ってよく日向ぼっこをしている。9月18日より一般公開の予定。

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 ニホンイシガメは、日本にしか生息していない種類で甲羅の長さが8~12センチ。甲羅が丸く、尾に近い部分がギザギザになっているのが特徴。河川や沼池などに生息し、魚や昆虫・水草などを食べて育つ。冬は石の下などで冬眠する。

 繁殖期は6月~8月で、1~12個の卵を1~3回に分けて土の中に産卵。卵は約70日で孵化する。イシガメの赤ちゃんは甲羅が平らで、形が硬貨のように見えることから「ゼニガメ」とも呼ばれる。

 同パークは、神奈川県固有の遺伝子構成をもつ絶滅危惧種を保存するため、三浦・横須賀市教育委員会の協力を得て、両市の小学校19校で絶滅危惧種の繁殖活動を進めている。2009年には、野比東小学校で「三浦メダカ」の繁殖に成功した。

 「三浦メダカの繁殖経験を生かして、今後はニホンイシガメなどの希少生物が棲息する地域の小学校とともに繁殖保護活動を進めていきたい」(同パーク)という。

 営業時間は9時~17時。入園料は、大人1,700円、中学生1,300円、小学生850円。問い合わせは同パーク(TEL 046-880-0152)まで。

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