横須賀・三笠公園(横須賀市稲岡)で5月7日、日本最大級のカレーフェス「復興支援よこすかカレーフェスティバル2011」が開催され、直径96.4センチの巨大ダムカレーも登場するなど盛り上がりを見せ、人気カレーに長い行列ができた。初日は小雨まじりの中、約1万2,000人が集まった。
巨大カレーは、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」が名物「黒部ダムカレー」をイベント用に巨大サイズにし、黒部第4ダム(クロヨン)を模した96.4センチ大に作った特注カレー。黒部ダムカレーは、カレーでまちおこしを推進する大町で18店舗が参加し味を競い合っているという。
同フェスでは「ご当地カレーNo.1コンテスト」が初開催され、全国18市町村・20種類以上のご当地カレーが出店。来場者投票により「ご当地カレーNo.1」を競い合う。東日本大震災の被災地からも、宮城県、福島県、茨城県、千葉県のカレー店が参加している。
同コンテストには、7日賞、8日賞の各賞が設けられ、2日間の総得票数により総合グランプリを決定する。初日の7日賞には、1位に福岡県北九州市「門司港焼きカレー」、2位に神奈川県平塚市「弦斎カレーパン」、3位に千葉県旭市「モツカレー」が選ばれた。
3位入賞の「モツカレー」を出品した被災地・旭市の浪川英延さんは「被災地からの出店で迷いもあったが参加してよかった。初参加で入賞でき満足している。地元旭市の皆さんにも、上を向いて歩こうと元気なメッセージを届けたい」と話した。
8日まで。開催時間は9時~16時。入場無料。