「よこすかカレーフェスティバル2010」が開催された三笠公園(横須賀市稲岡町)の野外ステージで5月8日、「第1回横須賀おみやげコンテスト」が行われ、来場者投票により「黒船かりんとうまんじゅう」が金賞に選ばれた。
金賞「黒船かんとうまんじゅう」の考案者は、35歳で「いづみや」3代目の三堀純一さん
同コンテストは、横須賀市が経済活性化と集客力向上を目指して実施したもの。対象は市内で製造・販売を行う事業者で、「横須賀をイメージさせる商品」「地場産農水産物を使った土産商品」を公募した。
当日は、応募のあった24商品(16事業者)のうち予選を通過した12商品を並べ、同フェス来場者の中から審査員を募集し、市内事業者も含めて約150人が試食を行い、投票により入賞商品を決定した。金賞には老舗和菓子店「いづみや」の新商品「黒船かりんとうまんじゅう」が選ばれたほか、銀賞には馬堀中学の生徒らが考案し船舶会社トライアングルとコラボした「猿島チップス~わかめしお味」、銅賞に佐島漁港海産物をアレンジした梅澤燻製店「佐島港シコイワシ燻製」、特別賞として「YRP携帯サブレ」「三笠ラスク」が選ばれた。
入賞商品は同会場内で販売されたほか、YYポート・産業まつりなどで販売支援を行い、商品リーフレットの作成、横須賀商工会議所の情報サイトでのPRなどの特典を用意する。同コンテストは春と秋の年2回、3年間で合計6回の実施予定。
いづみや代表で3代目店主・三堀純一さんは「金賞を受賞でき、スタッフ一同喜んでいる。同商品は今年2月から販売を始めたもので、GW期間中1万個以上を販売した人気商品」といい、「新商品で横須賀を盛り上げていきたい」と笑顔をみせる。
5月8日・9日に開催されたカレーフェスティバルには、2日間で市内外から約4万2,000人の来場者があり、にぎわった。