横須賀の中学生らが「無人島文化祭」-「猿島」活性化アイデアを実施

東京湾唯一の自然島「猿島」で、横須賀の中学生たちが「無人島文化祭」を開催する

東京湾唯一の自然島「猿島」で、横須賀の中学生たちが「無人島文化祭」を開催する

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 東京湾唯一の自然島「猿島」で4月3日・4日、横須賀市立馬堀中学校(横須賀市馬堀町4)の生徒らが考えたアイデア企画を実施するイベント「無人島文化祭」が開催される。 「よこすかキャリア教育推進事業」の一環で、猿島航路を運営する「トライアングル」が共催。

市役所広報課を訪れて、広報資料を手渡す馬堀中学校の生徒たち

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 同校では昨年秋より、中学1年全員112人(38チーム)が参加して「猿島活性化」のアイデアを競い合う「猿島ミッション」授業を行ってきた。今年1月に学年発表会を行い、最優秀賞・優秀賞・特別賞・アイデア賞などを選んだ。選抜された5チームの企画を「無人島文化祭」と題して実施することになったもの。イベント運営には1年生全員が参加する。

 当日は、開会式で「エコランド猿島宣言」を行うほか、中学生チームが考案した新商品「猿島チップス~わかめ塩味」(猿島産わかめ使用)の試食会も実施。イベントでは、サルが島中に落としたバナナの皮を拾い集めると「島の宝」がもらえる新感覚スタンプラリー「バナナの皮を拾え!」、釣りや地引き網を体験して獲れた魚でバーベキューを行うサバイバル企画「釣って焼いて食べまくり! 」、地元特産物朝市や屋台を出店する「無人島フェスティバル」「無人島ライブ」なども行う。

 3月中旬には、同校生徒ら9人が市役所広報課・市政記者クラブを訪れて広報リリースを手渡し、同市の観光情報施設「YYポート」などにポスター張りも行った。

 猿島は周囲1.6キロの小さな無人島。実行委員会代表で同校1年の内藤光太郎くんは「学年全員で取り組み、数カ月かけてアイデアを出し合った企画で、みんなの個性や思いも詰まっている」といい、「猿島にたくさんの人が集まってイベントを楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~17時。期間中、中学生対象に猿島航路乗船料半額サービスも。詳細はサイトで確認できる。

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