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横須賀美術館で「鈴木敏夫とジブリ展」 ジブリの時代背景を紹介

鈴木プロデューサーの隠れ家をモチーフにした展示「鈴木敏夫の本棚」 © Toshio Suzuki © Studio Ghibli

鈴木プロデューサーの隠れ家をモチーフにした展示「鈴木敏夫の本棚」 © Toshio Suzuki © Studio Ghibli

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 横須賀美術館(横須賀市鴨居4)で3月20日より、世界を代表する名作アニメーション映画を生み出したスタジオジブリの生い立ちや時代背景を紹介する「鈴木敏夫とジブリ展」が開催される。

プロデューサー鈴木敏夫が出会った1万本の映画作品コーナー

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 同展では、宮崎駿・高畑勲両監督とともに名作を送りだした、プロデューサー鈴木敏夫さんが出会った多くの映画作品や書籍、それを通して見えてくる時代背景に注目する。映画コレクション1万点を紹介するほか、プロデュ-サーの隠れ家「れんが家」をモチーフにしたコーナーでは蔵書8,800冊を展示。スタジオジブリの誕生秘話や映画の企画・宣伝の裏側まで豊富な資料を展示する。

 会場内に、高さ3メートルの「湯婆婆」「銭婆」の恋愛・開運おみくじ、ジブリ作品の「名セリフ」を巨大オブジェにした「吊り文字」など多くのフォトスポットも用意する。

 鈴木さんは1948年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、徳間書店に入社。「アニメージュ」創刊に参加し、副編集長・編集長を務めるかたわら、1985年にスタジオジブリ設立に参加。1989年から同スタジオ専従。以後ほぼすべての劇場作品をプロデュース。

 同美術館は「ジブリファンのみならず、幅広い世代の方に興味をもっていただける企画展」という。約3カ月の期間で、来場者約11万人を見込んでいる。

 開催は6月18日まで。観覧料は2,000円で、ローソンチケットのみで取り扱う(日時指定予約制)。

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