横須賀市立市民活動サポートセンターは11月30日、「SDGs」(エスディージーズ=持続可能な開発目標)をテーマにした講演会「横須賀からSDGsを考える~私たちはどんな未来を描くのか?」をヴェルクよこすか(横須賀市日の出町1)を会場に開催する。同センター20周年記念事業の一環。
同講演会では、SDGs作成のプロセスや背景、国際的な目標が意味するものについてレクチャー。横須賀のより良い未来を描くため、若者や市民団体・自治体・地元企業なども交えてディスカッションを行う「参加型ワークショップ」も行う。
講師は、環境パートナーシップ会議専任スタッフでNPO法人横須賀創造空間共同代表の江口健介さん。江口さんは1988年、横須賀生まれ。大学在学中に国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」の活動に参加。大学卒業後はベンチャー企業勤務を経て、環境分野の中間支援組織で働く。3年前よりSDGs支援活動を全国各地で展開している。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称で、2015年9月の国連サミットで決議された国際社会共通の目標。誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって達成すべき17の目標で構成されている。
同センター館長の沼崎真奈美さんは「″誰も取り残さない″を合言葉に、市民団体の皆さんと連携して20周年を迎えます。SDGsという国際指標をベースに、地域課題の解決へ向けた新たな取り組みのきっかけになれば」と話している。
開催は13時30分~16時。定員50人。参加無料。問い合わせ・申込は同センター(TEL 046-828-3130)まで。