国内外で活躍する人気ドラマー・力武誠さん(横須賀出身)が2月23日、地元の隠れ家バー「ブライアン酒場」(横須賀市大滝町1)でジャズライブ「SESSION!力武誠&JAZZ流し」を行う。主催はヨコスカ・ジャズ協会、FMブルー湘南が後援。
力武さんは昨年11月、「横須賀トモダチジャズ2017」に初参加。その後、同ジャズ協会のFMラジオ番組「トモダチジャズRadio」にも出演。地元ミュージシャンらと意気投合し、「横須賀のジャズシーンを一緒に盛り上げたい」(力武さん)と意欲をみせる。出演は、力武誠(dr)+阿部泉(b)、JAZZ流し(秦野春樹 ts・K帽 vo・吉田啓二 g)。
力武さんは1973年、横須賀生まれ。幼い頃から祭太鼓に親しみ、15歳でドラムを始める。高校卒業後、故・日野元彦さん(dr)に出会い、5年間付き人をした後、当時闘病中だった日野さんの代役としてステージに上がりプロデビュー。アフリカ・中央アジアなど海外公演も多数経験し、ハンク・ジョーンズ(pf)やクリス・ポッター(ts)とも共演。宇宙や自然をコンセプトにした「BLUEDOT」、ファンキーなサウンドの「力武誠カルテット」の2つのリーダーバンドをもつ。
JAZZ流し代表の秦野さんは43年前、横須賀シェーキーズなどを拠点に結成した「YokosuKa-City Ragtime Band」のメンバー。「スカプロ社中」という名で、新たにジャズチンドン屋も起こしイベント活動を展開。横須賀中央駅Yデッキ下では18年間ほぼ毎週、路上演奏。10年前から「より親しみやすいジャズを」と目指し、バンド名を「JAZZ流し」としている。
開演は19時から。定員25人限定。ミュ―ジックチャージ=2000円。問い合わせは、同店(TEL 046-876-9442)。