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横須賀、猿島周辺で収獲始まる 早どりわかめ「さるひめ」が好評

猿島産わかめの若葉「さるひめ」はシャキシャキ感が特徴

猿島産わかめの若葉「さるひめ」はシャキシャキ感が特徴

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 横須賀沖の無人島周辺で養殖する猿島産の早どりわかめ「さるひめ」の収穫が1月10日より始まり、さるひめ料理が横須賀市内飲食店22店・横浜市内4店で提供され好評だ。

 猿島周辺は潮の流れが早く栄養分も豊かで、猿島わかめは大きくなると3メートル以上になる。2月中旬の本収穫前の1メートル未満の早どりわかめを「さるひめ」と命名。早朝にわかめ漁師が収獲したものをその日のうちに飲食店に届けている。

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 さるひめは茎が柔らかくシャキシャキした食感が特徴。だし汁などでしゃぶしゃぶにすると、わかめが鮮やかな緑色に染まる。

 わかめ漁は後継者不足により生産量が年々減少。2012年2月、横須賀東部漁協の若手グループと市内飲食店オーナーらが「猿島海畑活性化研究会」を発足させ、わかめ養殖棚の共同運営を始めた。飲食店が直接仕入れることができ、漁師の経営も安定したという。

 同研究会の大湊雄治さんは「今年の冬の海は冷たく、わかめの育ちが例年より早くなっている。磯の香りが味わえる横須賀の新春の味を楽しんでもらえたら」と話す。

 わかめのしゃぶしゃぶ鍋ほか、エスニックスープのしゃぶしゃぶ、わかめサラダ、ラーメンやスープ餃子の具など、各店舗ではそれぞれ工夫を凝らした料理を提供する。

 収穫は2月2日まで。市内中央エリアでは、炭火焼タイガー、やんちゃ家、上海亭、横須賀ビール、ロータスほか。提供店の詳細は同研究会サイトで確認できる。