国内最大級のカレーイベント「よこすかカレーフェスティバル」が6月3日・4日、横須賀の三笠公園(同市稲岡町)で開催され、2日間で約5万1000人が集まり盛況だった。
3日には、北海道から鹿児島まで全国26地域の名物カレーが集合した「ご当地カレーグランプリ」を実施。来場者投票の結果、1位には「黒部ダムカレー」(長野県大町市)が選ばれた。2位に「とまこまいカレーラーメン」(北海道苫小牧市)、3位は「北本トマトカレー」(埼玉県北本市)だった。
黒部ダムカレーは、観光スポットにもなっている「黒部ダム」をモチーフにしたもの。昭和40年代に同ダムのレストハウスで提供された「アーチカレー」が元祖となり、2009年より大町市のまちおこしカレーとして販売し、現在約20店舗で展開する名物カレーとなっている。
カレー研究会メンバーと来訪した「カレー大學講師」一条もんこさんは、「8種類のカレーとカレーパンをいただきました。みんなを繋げるカレーの輪、最高です」と話している。
同フェスには、市内外から111事業者が出店。各地から46カレー事業者が参加して自慢のカレーを競い合った。カレーの街よこすか事業者部会が企画した「よこすか海軍カレー VS 横須賀海上自衛隊カレー バイキング」では、約7,500食を完売。「海軍カレーパンまつり」も好評だった。