京急電鉄は12月5日からのダイヤ改正で、平日朝のラッシュ時間帯に上りウィング号「モーニング・ウィング号」の運行を開始する。これにより、三浦・横須賀方面からの着席を保証し、都内までゆったり通勤できる。
平日の朝に、三浦海岸・横須賀中央・金沢文庫・上大岡駅から品川・泉岳寺駅まで、着席整理券(300円・1カ月券5,500円)を購入すると、通勤ラッシュ時でも座って乗車できるもの。運行車両は2100形(2ドア・クロスシート)。
モーニングウイング1号は、三浦海岸駅6時9分発、横須賀中央駅6時27分、上大岡からは快特停車駅に停車し、品川駅7時28分着。同2号は三浦海岸駅7時56分発。
ダイヤ改正では、羽田空港発着の深夜便増加に合わせ、夜間時間帯に「エアポート急行」も増発。品川・都心方面や横浜方面を結ぶ羽田空港発着の直通電車を増やし、夜間時間帯の羽田空港アクセスの利便性を強化する。
同社では1992年より、平日夕方時間帯に品川駅から三浦・横須賀方面へ座って乗車できる下り「ウィング号」を運行しており、乗客からも好評。現在では計11本を運行している。