音楽を通じて東日本大震災被災地の学生たちと交流する「夢は叶うプロジェクト2014」が横須賀市内で行われ、12月28日にショッパーズプラザ横須賀(横須賀市本町2)で吹奏楽合同ライブが開催される。昨年8月に続き2回目。
宮城県本吉響高校吹奏楽部の2年生7人を横須賀に招待し、コンサート鑑賞やプロによるレッスン、横須賀学院高校・津久井浜高校の吹奏楽部、藤沢総合高校放送演技研究会の学生たちと交流し、合同ライブも行う。
同プロジェクトを企画した金子初音さんは「いつどこに生まれても誰もが大きな夢を叶えることができる…をモットーに、2013年2月に小さなグループで支援活動をスタートした」といい、「昨年招待した学生の1人が被災であきらめていたフルート奏者への道を再び目標に向かって歩み出し、私たちの大きな力になっています」と話す。
26日に横須賀学院を訪問し、合同練習。27日は同学院チャペルでプロによる演奏会を鑑賞。海外でも活躍するフルート奏者の長崎宏美さんら9人の音楽家による演奏クリニックも。27日は参加学生と支援者の交流パーティーも予定。
28日にはショッパーズのセンタープラザステージで、3日間の合奏練習の成果を発表する「夢は叶うプロジェクト・スペシャルライブ」。宮城県と神奈川県の高校生による吹奏楽合同演奏のほか、プロ演奏者のサポーターチームも参加して、オリジナル曲「夢は叶うプロジェクト応援ソング」も披露する。
スペシャルライブの開催時間は13時~16時。入場無料。