食べる 学ぶ・知る

港町・三崎、ご当地カクテル「MIURA」が人気-老舗スナックで提供

ご当地カクテル「MIURA」を考案したスナックCABINの辻あゆ美さん

ご当地カクテル「MIURA」を考案したスナックCABINの辻あゆ美さん

  • 0

  •  

 まぐろの港町・三崎の老舗スナック「CABIN」(三浦市三崎3、TEL 046-882-3953)で11月中旬、ご当地カクテル「MIURA」がデビューした。15日・16日に開催された「第2回 三崎ちょい呑みフェス」でお披露目され人気を集めた。

港町の風情を残す老舗スナック「CABIN」

[広告]

 同カクテルは、ホワイトラムをベースに三浦の特産品を取り入れたもの。ピンクが色鮮やかなロングカクテルでスイカリキュールを使った「MIURA W」、緑色のメロンリキュールが入った「MIURA M」の2種類がある。

 考案したのは三崎銀座商店街にある同店2代目ママの辻あゆ美さん。女性向けのスウィート・カクテルだが、男性向けには好みでドライ(辛口)、ノンアルコールタイプも提供するという。

 同店は創業51年目の老舗で、港町の風情を残すスナック。昨年、火事で延焼被害に合ったが新装オープンして復活を果たした。まぐろ漁の水揚げ港として三崎が栄えた頃、船員たちの安らぎの場としてスナックも盛り上がを見せたという。辻さんの父親は船頭で、母親が「キャビン(船室)」という店名を付け、1962年から営業している。

 辻さんは「80年代のスナック最盛期、三崎にはバーテンダーも大勢いて、粋なカクテルを提供していた。港町らしいカクテル文化を伝えていけたら」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース