「くりはま花の国」(横須賀市神明町)の山頂にある冒険ランドで3月10日、東日本大震災2周年を迎えて防災意識を高めるイベント「花の国 防災デー」が開催される。
当日は、世界最大級のゴジラ滑り台(全長約10メートル)やアスレチック施設がある同ランドに消防車・救急車など特殊車両が来訪。放水車による放水訓練、消火器使用体験、火災時の避難を想定した訓練体操なども実施する。ゴジラ像と比較して、10メートルの津波の高さを体験する展示企画も。
空き缶を使った「サバメシ(サバイバルご飯)教室」では、350ミリリットルのアルミ缶を持参すると、キャンプ用のかまどで炊飯体験ができる。
ワークショップコーナーでは、地図とコンパスを使った地図読み教室、訓練用人形を使った心肺蘇生教室、三角巾(きん)などを使用した応急処置体験、防災用品なども展示する。子どもたちが消防服を試着できる「なりきり消防隊」コーナーも。
同園広報担当の安井聡子さんは「子どもたちが遊びながら防災の知識も吸収できる親子向け防災イベント。いざというときに備えてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。問い合わせは同園(TEL 046-833-8282)まで。