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震災から2年、観音崎公園・マテリアで復興支援「100円カレー」

100円カレーを提供するオーナーシェフの天野記行さん、観音崎公園の大谷沙織さん

100円カレーを提供するオーナーシェフの天野記行さん、観音崎公園の大谷沙織さん

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 東日本大震災から2周年を迎える3月11日、観音崎公園にあるイタリアンレストラン「マテリア」(横須賀市鴨居)で被災地支援の「100円カレー」を提供する。

観音崎の海が見えるレストラン・マテリアの店内

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 当日は、「三浦野菜とミートボールの特製カレー」と募金箱を用意。集まった募金は、原発事故の影響で避難生活をしている福島県の子どもたちに遊び場などを提供する市民団体に寄付するという。

 同店オーナーシェフの天野記行さんは「震災直後にボランティア活動に出向いた次女から被災地の様子を聞き、何もできない自分に歯がゆさを感じていた」といい、「震災のことを風化させないよう、今自分たちができることをやっていきたい」と話す。

 東京湾に面した同店は、地産地消の食材を使ったイタリアンレストラン。オーナー自ら毎朝市場で仕入れる新鮮なシーフード、契約農家と提携した有機栽培三浦野菜を使った料理などが人気を集めている。

 定休日の月曜にスタッフらがチャリティー営業を行い、当日はカレーメニューのみを提供する。「観音崎の海を眺めながらカレーを味わっていただき、被災地に思いを寄せてもらえたら」と天野さん。同公園所長の大谷沙織さんも「県内最大の広さを持つ観音崎公園。被災地支援や防災イベントなどに積極的に協力していきたい」と応援する。

 開催時間は11時~14時。問い合わせは同店(TEL 046-843-8310)まで。3月16日には、同公園が主催する防災イベント「観音崎スマイリングフェア」も開催予定。

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