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横須賀・上町の「宍戸珈琲」1周年-コーヒー教室も好評

横須賀・上町の古民家を改装したコーヒー豆専門店「宍戸珈琲」

横須賀・上町の古民家を改装したコーヒー豆専門店「宍戸珈琲」

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 横須賀・上町にあるコーヒー豆専門店「宍戸珈琲」(横須賀市上町3、TEL 090-4455-5313)が1周年を迎え、農園単位で紹介するこだわりの自家焙煎(ばいせん)豆が口コミで話題を呼び、地元カフェなどで開催するコーヒー教室も人気を集めている。2月26日には「珈琲職人が教えるコーヒー講座」を開催予定。

1日数回、自家焙煎を行うオーナーの宍戸創さん

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 同店は昨年2月15日、築70年の古民家を改装してオープン。オーナーの宍戸創(ししどはじめ)さんが脱サラして開いた。35歳になる宍戸さんは、コーヒー会社を経て独立。コーヒーマイスターの資格を取得し、パソコン関係の仕事をしながら週末営業で店をスタートしたが、こだわりのコーヒー豆が人気となり専門店に。

 コーヒー豆は、ブラジル・コロンビア・コスタリカ・パプアニューギニア・ホンジュラスなど世界各地から農園指定・小地区単位でトレーザビリティーが明確なコーヒー豆を取り寄せる。毎日5~6回自家焙煎し、ひき立ての新鮮な豆を提供している。毎月第3土曜・日曜には、女性向けに「デカフェの日」を設け、カフェインを97パーセント除去した豆も販売。

 26日のコーヒー講座では、スペシャルグレードの豆数種類を用意。参加者にハンドドリップ抽出をしてもらい、豆の種類や淹(い)れ方によって、香りや味がどう変化するかを体験する。開催時間は19時~20時30分。会場は本町コミュニティーセンター(総合福祉会館6階)。参加費は1,800円(ケーキ付き)。同講座は横須賀市定住応援サイト「すかりぶ」とのコラボ企画で、同サイトから応募できる。

 宍戸さんは「コーヒーは豆の産地や農園の違いだけでなく、季節や天候、焙煎する時間、挽(ひ)いたときの豆の細かさ、お湯の温度などさまざまな要因で味や香りが変わる」といい、「コーヒーの世界の奥深さを体験しながら、自分の好みに合ったものを見つけてもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~19時。火曜定休。

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