京急汐入駅前の飲食店8店舗で7月20日、横須賀産の地魚・地野菜などを使った地産地消グルメの新メニュー「横須賀ごはん」の提供を始めた。各店が趣向を凝らした食材を使い、1,000円前後のプレート料理を用意する。
横須賀ごはんとは、「横須賀の魚介類・野菜類を1つ以上使うこと」「ワンプレートで1食分の量があること」「横須賀を愛する人が作ること」などの条件を満たしたもの。地元飲食店有志らが集まり、「横須賀らしさのある新メニューで街を盛り上げよう」と企画した。
同企画を提案した「カギロイ」の松田一希さんは、「各店が同じテーマで競作することで飲食街に活気が生まれ、お客さんにも話題を提供したい」といい、「ここの店の横須賀ごはんは何?とお客さんから言われるようになるのが目標」と話す。横須賀商工会議所のバックアップも得て、市内参加店の拡大を目指している。
隠れ家的料理店「カギロイ」では、佐島の地魚や安田養鶏場の地卵を使った「シーフードロコモコ」(880円)。創業50年の焼き鳥「ひさご」では、日替わり串4種に野菜サラダやシラスご飯の「ひさご地産プレート」(1,000円)。お好み焼き「よし田」は、三浦キャベツ・佐島タコなどの具に海軍カレーで味付けした「横須賀焼き」(1,000円)。
古民家料理店「汐入萬菜」では、地元漁師直送の地魚マリネに野菜や沖縄ウミブドウを盛り付けた「海鮮海ぶどう丼」(780円)。和膳「KURIYA」は、佐島シラス・タコ・サワラなどの刺し身に地野菜の天ぷらを合わせた「旬プレート」(1,200円)。ハンバーガー店「ハングリーボーイ」は、三崎マグロのロースト、シラス・コンブのふりかけご飯を付けた「三崎マグロの贅沢プレート」(1,200円)。
大衆割ぽう「大八」は、海軍カレー風味のモツ煮込みや海鮮サラダなどの「スカメシ」(800円)、「ダイニングおおしま」では、地元漁師から仕入れたコハダのマリネにマスタードソースで味付けした「コハダdeサラダごはん」(1,000円)など。
参加店舗では、「横須賀ごはんマップ」を共同作成し、景品付きスタンプラリーなども予定している。