ロンドン五輪に初出場するセーリング女子・須長由季選手らの壮行会が7月6日、横須賀市役所本庁舎(横須賀市小川町)で行われ、小泉進次郎・衆議院議員(神奈川11区)、吉田雄人・横須賀市長ら約300人が応援に駆け付けた。会場には、セーリング男子・日本代表の富澤慎、牧野幸雄、高橋賢次選手らも顔をそろえた。
小泉議員は「五輪出場は明るいニュース。地元代表選手として頑張ってほしい」と挨拶。何度も試練を乗り越えて3度目の挑戦で日本代表になった須長選手に向かい、「自分にもこんな頼もしいパートナーがいてくれたら」と積極アプローチ。壇上でマイクを手にした須長選手も「わたしもパートナー募集中です」と返した。
小泉議員(1981年4月生まれ)、須長選手(1980年12月生まれ)の2人は、ともに31歳で独身。同年代の2人は気が合った様子で、交流会で長時間話し込む姿が会場の中でも際立っていた。
その後、挨拶に立った来賓からは「2人はいい雰囲気のようだが、ロンドン五輪が終わるまで(交際は)お預けにしてほしい」と水を差され、周囲に笑い声が広がるなどほほ笑ましい一幕も。同議員の「パートナー募集」発言は過去何度もあったが、今回の急接近に関係者も少し驚いた様子。
須長選手は、地元の老舗百貨店「さいか屋」子ども服売り場に勤務しながら選手活動を行うなど、活発で明るい人柄。小泉議員は地域の祭りやイベントにもよく顔を見せ、主婦や若い女性、子どもたちからも人気で地元選出の4世議員。
周囲の応援者らは今回の発言にハラハラしながらも、地元を代表する同年代2人の行方が気になる様子だった。翌7日には、独身男女500人が参加する大規模合コン「まちコン横須賀」が初開催されるなど、同市内では婚活ブームが高まっている。