京急汐入駅前のショッパーズプラザ横須賀(横須賀市本町2)で8月28日、20周年を迎えた市民アーティスト団体「よこすかアーティストフェスティバル」の記念イベントが行われた。
当日は、市内外のアーティストらが参加して記念コンサートを行ったほか、「街の応援団」としてダイエー横須賀店・本町商店街・メルキュールホテル横須賀の関係者、吉田雄人・横須賀市長らも応援に駆け付けた。
会場のセンタープラザステージでは、20歳の歌手・アリサさんが「アメージング・グレース」を歌って祝い、参加者全員で「世界にひとつだけの花」を合唱した。シンガーの中村裕介さん、ロックバンドのHAYATE、ユキノ with FRIEND SHIPS、MHフィット&ダンス、サリーダンススタジオなどが出演して記念ライブを盛り上げた。
同フェスは1991年、ショッパーズプラザ横須賀の開業とともに活動を開始。同施設2階のステージを使って、市民アーティストらに発表の場を提供してきた。20年間で、開催ステージ数は5,684回、出演アーティストは5,688組、観客動員数は約150万人。今年3月の東日本大震災発生以来、「被災地へ元気を届けよう」とチャリティー募金活動も続けている。
同代表でミュージシャンの小島英治さんは「市民による市民のための音楽祭を目指してきた。これからも街とともに共生し、横須賀の音楽文化を発信していきたい」と話す。