今秋放映予定のTVアニメ「たまゆら~hitotose」と横須賀市のタイアップ企画が8月中旬より、横須賀中央・汐入エリアでスタートする。TV放映に先立って街中にポスターが掲示され、グルメスタンプラリーなども用意する。
同アニメは、佐藤順一監督ら「ARIAシリーズ」スタッフが再集結して製作した、おぼろげな夢をはぐくむ女子高校生たちの青春を描いたヒーリングストーリー。オリジナルビデオ「たまゆら」が好評だったことから、「たまゆら~hitotose」として10月からTV放送される。
横須賀市汐入は、同TVシリーズの始まりの舞台となる場所で、主人公「沢渡楓」(愛称ぼって)が中学生まで過ごした思い出の地。横須賀から瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきたという設定。写真が大好きな高校1年の沢渡と、彼女をとりまく人たちとの日常やささやかな夢を描いた物語。
8月14日には、横須賀芸術劇場で先行上映会などのファンイベント「たまゆら祭」(事前申込)を開催予定で、たまゆら関連メニューのグルメスタンプラリーが始まる。海軍カレー・ネイビーバーガー・チーズケーキなど横須賀グルメとコラボし、たまゆらキャラクターにちなんだオリジナルメグルメを市内7店舗で提供する。
提供メニューは、「ふわふわももねこ様カレープレート」(どぶ板食堂Perry)、「ぽっての素敵なぽてとカレー」 (観音崎京急ホテル)、「かおたんの合格バーガー」(TUNAMI)、「かおたんの香り立つチーズケーキ」(横須賀海軍カレー本舗)、「麻音の癒しの口笛チーズケーキ」(ハングリーボーイ)など。
市内限定商品として、汐入を舞台にしたイラストの限定パッケージ「たまゆらカレー・レトルトパック」(500円)も販売予定。
同市商業観光課の担当者は「TVアニメを題材にした集客プロモーションは初めて。アニメでは汐入・不入斗など懐かさが残る横須賀の風景も描写される。もう一方の舞台となる竹原市とも提携企画を考えている」と話す。