幕末に浦賀港を出航して太平洋横断を成し遂げた「咸臨丸」を記念した「第13回咸臨丸フェスティバル」が5月14日、浦賀ドック跡地・浦賀港周辺(横須賀市浦賀)で開催される。
当日は、市民が参加する名物レース「水恋乞いレース」、国際交流水風船競技大会、浦賀史跡ツアー、浦賀港一周スタンプラリー、「アスパイア号」ヨットクルー体験、渡船「愛宕丸(あたごまる)」無料乗船体験、浦賀港歴史クルーズ(トライアングル)、海上保安庁巡視船体験航海など多彩なイベントを実施する。
産業遺産のレンガドック・建物郡などが残る旧住友重機・浦賀工場跡地には、特設ギャラリー「ONE DAY MUSIUM」(北ドックハウス)が設置され、造船史料の展示、横須賀海上保安部の写真展、幕末の英傑・中島三郎助の展示紹介など。レンガドック活用イベントとしてジャズコンサート、産業遺産紹介ツアーなども。
開催時間は10時~16時。入場無料。問い合わせは浦賀行政センター(TEL 046-841-4155)まで。詳細は同フェスサイトで確認できる。