横須賀西海岸の海辺カフェで、「地産地消ランチ」が好評-フリーペーパー発行も

横須賀西海岸の地魚や地野菜をふんだんに使った「初夏のお魚のランチセット」

横須賀西海岸の地魚や地野菜をふんだんに使った「初夏のお魚のランチセット」

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 横須賀西海岸の海辺カフェ「アーセンプレイス」(横須賀市秋谷、TEL 046-856-9210)で、地元産の魚や野菜をふんだんに使ったヘルシーな「地産地消ランチ」が好評で、地元・久留和(くるわ)海岸周辺の散歩コースや農家・アーティストを紹介するフリーペーパーも発行するなど話題を呼んでいる。

カフェの大きなガラス窓からは、相模湾の夕陽が眺められる

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 ランチメニューには、サワラのハーブ焼き・久留和の季節野菜バーニャカウダ・玄米ご飯・自家製みそを使ったみそ汁などの「初夏のお魚のランチセット」、キスの梅肉ソース・ホタテのチーズはさみ揚げなどが入った「海のランチセット」、15~20種類の野菜・卵の黄身のみそ漬けなどの「畑のランチセット」などがあり、各2,100円(ドリンク・スイーツ付き)。

 地元漁師の紋四郎丸で水揚げした新鮮なしらすを使った「紋四郎さんの釜揚げしらす丼セット」(1,890 円)、10数種類の総菜から4品を選んでテークアウトできる「デリランチBOX」(900円)、佐島の天草で作った寒天デザートなどもある。

 同店は昨年3月にオープン。オーナーの高村崇さん・容子さん夫妻は横浜出身で、「海が見える場所に住みたい」と7年前に秋谷に移住。建築会社に勤務していた崇さんは「自分たちだけで海の風景を楽しむのはもったいない」と脱サラし、海岸に面した場所を探して夫婦でカフェの営業を始めた。相模湾に面した大きなガラス窓からは、富士山や大島などが眺められる。

 高村さん夫妻は地元で知り合った農家や陶芸家などを訪ね歩いて取材し、友人のデザイナーの協力も得て、昨年夏から「くるわ」と題した独自のフリーペーパー(B6サイズ、カラー16ページ)も創刊した。店内には陶器・絵画・イラストなどを飾って常設ギャラリーとしても公開し、ワークショップも開催する。

 店長の高村容子さんは「近くの農家や漁師さんとは顔なじみで新鮮な食材で料理が提供できる。店の裏山で天然水が湧き出るため、料理や飲料にも天然水が使える」といい、「自然豊かな横須賀西海岸の面白さを海辺のカフェから発信していけたら」とほほ笑む。

 営業時間は11時~夕暮れまで。日曜・月曜定休。席数は40席。

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