「横須賀を元気にするプロジェクト」が設立総会-市民団体が観光都市推進へ

市民有志が集まって旗揚げした「横須賀・三浦半島を元気にするプロジェクト」設立総会

市民有志が集まって旗揚げした「横須賀・三浦半島を元気にするプロジェクト」設立総会

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 横須賀中央の大滝会館(横須賀市小川町4)で5月12日、市民グループにより観光・地産地消を推進する「横須賀・三浦半島を元気にするプロジェクト」設立総会が開催され、発起人ら約40人が集まった。

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 同プロジェクトは、昨年2月から有志による会合を定期開催していたもの。市内商店街有志・町内会有志・観光関連事業者・農水産事業者・飲食店・地域メディア・NPO関係者らがアイデアを出し合い、「市民の力で横須賀・三浦半島を盛り上げよう」と旗揚げした。

 当日は、会則・予算が発表されたほか、会長・幹事などが選出され、地元名産品を集めて試食する「設立祝賀パーティー」も行われた。来賓として吉田雄人・横須賀市長ほか、同市集客プロモーション担当者、横須賀商工会議所まちづくり担当者なども出席し、意見交換を行った。

 同発起人代表で「YOKOSUKAイベントお助け隊」相談役の大湊俊幸さんは「横須賀には地域資源がたくさん眠っているが生かされておらず、もったいない」という発想から生まれたプロジェクトだといい、「新たな観光イベントや土産物商品化などアイデアを出し合って活性化プロジェクトを実行していきたい」とあいさつ。吉田市長は「町づくりの原点は市民の皆さん一人一人にある。観光は横須賀の成長戦略の一つで、今年はシティーセール元年と位置付けている。従来バラバラだった取り組みを一つにまとめていきたい」と述べた。

 今後の活動方針として、観光情報の収集・発信を行う「情報部会」、観光資源の発掘・整備を行う「観光資源部会」、地産地消の開発・販売チャネル開拓を行う「地産地消部会」などの専門部会を設けて具体的なプラン作りを行い、「観光都市・横須賀のグランドデザインを発信していく予定」(同会)だという。

 大湊さんは「市民が情報を集めて発信し、皆さんと力を合わせていきたい。観光フォーラムなども開催したい」と意気込む。問い合わせは同事務局(トライアングル、TEL 046-825-7144 )まで。

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