京急電鉄は1月29日、NHK大河ドラマ「龍馬伝」放映に伴い沿線にある坂本龍馬ゆかりの地を紹介するウェブサイト「京急沿線龍馬めぐり」を開設した。
同サイトでは、東京・横浜・横須賀の歴史スポットを紹介。立会川駅前の北浜川児童公園に建つ「龍馬像」や藩命を受けて警備についた「浜川砲台跡」、上野御徒町駅の「旧岩崎邸庭園」、品川駅の「薩摩藩高輪藩邸跡」、龍馬の妻・おりょうが働いた横浜駅の「割烹・田中屋」、おりょうの墓がある大津駅の「信楽寺(しんぎょうじ)」、浦賀駅の「勝海舟断食之跡」、久里浜駅の「ペリー上陸記念碑」など19カ所の史跡を解説する。
沿線マガジン「普通電車の旅」では、旧土佐藩・山内家下屋敷跡など立会川駅周辺を案内する「立会川・江戸めぐり」特集を組み、沿線各駅で冊子を配布する。同特集はウェブサイトにも掲載。
同社広報課の藤島亜望さんは「京急沿線にも数多くの龍馬スポットがあり、特集サイトを立ち上げた。沿線周辺の龍馬の足跡を散策して楽しんでもらえたら」と話す。