横須賀芸術劇場で「ミュージカルオペラ・龍馬」-歌・ダンス・よさこいが融合

歌とダンスとよさこいが融合した「ミュージカルオペラ・龍馬」。横浜公演(25日)の舞台シーン。

歌とダンスとよさこいが融合した「ミュージカルオペラ・龍馬」。横浜公演(25日)の舞台シーン。

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 横須賀芸術劇場(横須賀市本町3)で12月1日、幕末の風雲児・坂本龍馬の生涯を描いた「ミュージカルオペラ・龍馬」が上演される。主催は同実行委員会。10月下旬より高知・東京・横浜で順次上演され、横須賀が最終公演。

「龍馬」役に平良交一さん、「勝海舟」役に野口五郎さんらが出演

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 脚本=ジェームス三木さん、演出=江守徹さん、音楽=小六禮次郎さん、総合プロデューサー=岡本光正さん。キャストは「龍馬」にバリトン歌手・平良交一さん、「勝海舟」に野口五郎さん、「龍馬の妻・おりょう」に元宝塚・森奈みはるさん、「中岡慎太郎」に野村将希さんのほか総勢40人が出演。

 1853(嘉永6)年、浦賀沖に現れたペリー提督率いる米海軍艦隊。「黒船来襲」に騒ぐ武士集団が「攘夷(じょうい)」を叫ぶ。数年後、龍馬は勝海舟との運命的な出会いにより、自らの進むべき道を見つける。幕末動乱の時代を33歳の若さで駆け抜けた龍馬の生涯。歌と踊りと「よさこい」のリズムの中でドラマが展開する。

 岡本プロデューサーは「オペラとミュージカルとダンスとよさこいの融合という、無謀な挑戦」を試みたという。主役にオペラ歌手を起用し、ミュージカル界のトップスターとスガ・ジャズダンス・スタジオのコラボレーションによる舞台は華やかでエネルギッシュなもの。ダンサーたちは舞台から客席へ降りて、「よさいこ」「ええじゃないか」などを踊り回り、観客と舞台とが一体となる。

 同実行委員会は「世界中が元気をなくしているいま、私たち日本人を元気にしてくれる龍馬の物語と引き継いだ夢は世界の人々にも感動を与え、元気づける」とし、「世界公演も視野に入れている」という。

 開演時間は18時~。チケット料金はSS席=12,000円、S席=10,000円、A席=5,000円。問い合わせは「龍馬」東京オフィス(TEL 03-5284-8440)まで。

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