横須賀・総合福祉会館(横須賀市本町2)6階の本町コミュニティーセンターで1月23日、横須賀産の農水産物を使った料理を学ぶイベント「地産地消味めぐり~地元食材を食卓に」が行われ、主婦ら約70人が集まりにぎわった。同市が地産地消を推進する「よこすか冬の野菜ウイーク」の一環。
同イベントでは、農家や漁師のおかみさんたちが地元産の野菜や魚を使った郷土料理や新作料理を提供し、主食・主菜・副菜・デザートなど13品目を出品。生産地のパネル展示、生産者マップ・レシピ集などの資料も配布した。参加者はバイキング形式で料理を小皿に盛って試食し、アンケートに答えた。
料理には市内各地域の名産物を使い、主食には「大根めし」「浜ずし」、主菜には「大根のあんかけ」「キャベツのケチャップ煮」、副菜には「大根なますのピーナッツあえ」「大根の昆布漬け」「カタクチイワシとくるみの田作り」「イワシのカレー風だんご」「切り昆布煮」「ワカメの茎つくだ煮」、デザートには薬草を使った「ルバーブジャム」「寒天のフルーツ添え」などが並んだ。
参加者からは「横須賀は海の幸・山の幸が豊かだとあたらめて気づかされた。家庭でも作ってみたい」(市内在住・40代主婦)、「味にも工夫があっておいしい。横浜には地魚がないが、横須賀は海産物が豊富だとかんじた」(横浜市在住・40代主婦)という声も。
同市では1月20~26日、「よこすか冬の野菜ウイーク」が開催されており、飲食店38店・小売店81店が協力し、各店で横須賀産の農水産物販売や特別料理メニューなどを提供している。