防衛大学校（横須賀市走水1）で11月8日・9日、第62回開校記念祭が開催され、観閲式や伝統競技「棒倒し」が行われるほか、同大生らが企画したオリジナルキャラクターも初登場する。

オリジナルキャラクターを紹介する防大開校祭サイト

　今年のテーマは「和～誇りを胸に」。開校祭では、上空からパラシュートで降下や模擬戦闘を行う「訓練展示」（8日11時30分～）、学生大隊が行進する観閲式（9日・11時～）では陸・海・空各自衛隊の航空機による祝賀飛行も。

　旧海軍兵学校時代から伝わる棒倒し競技（9日15時～）も人気イベント。同校の中でも最も激しく勇しい競技とされ、日頃の訓練成果や戦術を競い合う。グランドフィナーレでは、吹奏楽、学生儀杖隊によるファンシードリル、紅太鼓、花火も打ち上げる。校内では文化祭、演劇祭、海外留学生による展示、エスニック料理などの模擬店も出店。

　同実行委員会が企画したアニメのオリジナルキャラクターも登場。防大の制服をまとった陸・海・空3人娘のキャラクターで、当日は等身大パネルも披露。同開校祭サイトでパーソナリティーを務めるほか、記念品のクリアファイルも販売予定。キャラクターデザインはアニメ監督の高村和宏さんが協力した。

　開催時間は８日＝9時～17時20分、9日＝9時～18時。詳細は同開校祭サイトで確認できる。