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横須賀・どぶ板通り、人気店「TSUNAMI」がカレー専門店-築80年古民家を改装

横須賀野菜などの素材を生かした同店の「チキンスープカレー」

横須賀野菜などの素材を生かした同店の「チキンスープカレー」

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 横須賀・どぶ板通りのネイビーバーガー人気店「TSUNAMI」が1月18日、姉妹店となるカレー専門店「TSUNAMI CURRY & GRILL」(横須賀市本町2、TEL 046-828-5273)をオープンした。

2階の個室は、和の雰囲気を重視したスローな空間

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 同店では、横須賀名物「海軍カレー」のほか、140年前のレシピを再現した「明治開国カレー」、横須賀野菜などの地元素材を生かしたスープカレー、豚丼なども提供する。

 元和菓子店だった築80年の古民家を改装し、アメリカンな店が多いどぶ板通りでは珍しい和洋折衷(せっちゅう)の店内インテリア。戦前から残っていたアンティークな食器類や備品なども再利用する。1階はカジュアルレストラン(16席)。2階は和の雰囲気を重視した隠れ家的なスポットで、個室・宴会場(42席)を設ける。店舗面積は約40坪。

 提供メニューは、11種類の横須賀野菜を使ったスープカレー(1,000円)、レッグ1本を丸ごと調理したチキンスープカレー(1,000円)、霜降り肉のサーロインステーキカレー(1,600円)、炭火焼豚丼(800円)、平飼い卵の自家製プリン(300円)。横須賀野菜の盛り合わせ、「おばあちゃんの味」の煮物・漬物などの和食も用意する。

 店のスタッフには、20代の若い従業員のほか、接客を得意とする67歳~76歳のシニア女性3人も採用。「お客様との会話や家庭的な料理もできる地元シニアに来てもらった」(同店)という。2階のレトロな和室は、昨年秋に放映されたNHKドラマ「シングルマザーズ」(沢口靖子さん主演)の撮影場所としても使われた。

 オーナーの飯田茂さんは59歳の現役サーファー。飯田さんは「バーガーや海軍カレーだけじゃない、こだわりの地元食材を使った料理を提供したい」といい、「戦前から残る先代店舗のストーリーも感じられる店作りを心掛けた。スローな空間で料理や会話を楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~21時。「金曜日はカレーの日」とし、同店では毎週金曜にビーフカレー(800円)を半額サービスで提供する。

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