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横須賀が舞台の映画「ガマの油」-役所広司さんら舞台あいさつ

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横須賀が舞台の映画「ガマの油」-役所広司さんら舞台あいさつ

横須賀HUMAXシネマズで舞台あいさつを行う役所広司さん、瑛太さん、二階堂ふみさん

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 俳優の役所広司さん第1回監督作品「ガマの油」が全国公開された6月6日、映画の舞台となった横須賀で出演者による舞台あいさつが行われた。会場の「横須賀HUMAXシネマズ」(横須賀市本町2)には監督・主役を務めた役所さんほか、俳優の瑛太さん 澤屋敷純一さん、二階堂ふみさんの4人が登壇した。 

 同作品は「家族愛」をテーマに、現実と空想が交差する世界をファンタジックに描いたもの。「どんなもんじゃい」が口癖で、自称1日に何億も稼ぐというトレイダーの変人・矢沢拓郎(役所広司さん)とそんな夫を優しく見守る妻(小林聡美さん)、父親に似ずまじめな息子・拓也(瑛太さん)。拓也の親友サブロー(澤屋敷純一さん)が少年院から出所する日、恋人・光(二階堂ふみさん)とのデートをきり上げて迎えに走った拓也が交通事故にあう。悲しい出来事と拓郎の優しい小さな嘘をきっかけに、物語は意外な方向へ展開していく…というストーリー。

 役所さんは「横須賀の港が見える丘の上の家など、車が入れない場所へ重い撮影機材を人力で運んだ。おばあちゃん役の八千草薫さんにも坂道を歩いて登ってもらうなど、申し訳なさで脂汗がでた(笑)」とエピソードを披露。「脚本家・うららさんが横須賀出身で、脚本を書くにあたってあらためて同市内を歩き回って撮影場所を探してくれた」とも。映画は東京・関東などで撮影されたが、「物語の重要なシーンは横須賀で撮影した。お世話になった横須賀のみなさんが家族のように思える」と話す。

 新人女優で映画初デビューの二階堂さんは沖縄出身。横須賀のおばあちゃんの家のシーンや急な坂道や階段などでの演技もあり、「久しぶりに横須賀に戻ってこれてうれしい。監督と一緒に何度もセリフの練習や笑いの練習をした。映画初体験のガマの油の舞台は私の家のようなもので、また家に戻ってきたような気持になった」と振り返る。監督とお揃いの「ガマの油Tシャツ」を着た瑛太さんは「役所さんを背負って歩きながら演技するシーンなど思い出深い」と話す。K-1格闘家で映画初出演の澤屋敷さんは「急な階段を走って登るシーンのあと風邪を引いた。体力を限界まで振り絞ったため」と会場を笑わせた。

 「幼少期に出会ったガマの油売りのおじさんの言葉が心に消えずに残り、それが映画になった」という役所さん。あの世とこの世を行き来する「天使のイメージ」としてガマの油売りのエピソードを織り交ぜながら、脚本家・うららさんが書き溜めていたストーリーをミックスして独自の映画が生まれた。

 「初日を迎えて、これから映画はひとり歩きしていく。きょうはたくさんの人に劇場に足を運んでいただき感謝している」と役所さんは笑顔をみせた。

 今月6日より全国各地で上映中。製作は2008「ガマの油」製作委員会、配給はファントム・フィルム。

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