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横須賀で「海軍航空100周年」記念クルーズ-旧海軍機、初飛行しのぶ

1930(昭和5)年から1932年にかけて量産された三式艦上戦闘機(写真提供=横須賀写真館)

1930(昭和5)年から1932年にかけて量産された三式艦上戦闘機(写真提供=横須賀写真館)

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 1912年に横須賀市追浜で旧海軍航空機初飛行が成功したことを記念し、10月20日に歴史探訪クルーズ「海軍航空100周年 in 追浜・記念クルーズ」が開催される。軍港めぐりを運航するトラアングル、JTB東京法人のコラボ企画。

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 同クルーズでは、郷土史家・山本詔一さんによる船内講演のほか、100周年を記念する「Y・フェスタ追浜」花火大会(2,012発)も観覧。参加者には記念冊子なども配布する。

 1912(明治45)年11月2日、河野三吉海軍大尉が米国から持ち帰った水上機で初飛行に成功。ライト兄弟が初めて飛行に成功してから、わずか9年後のことだった。1916(大正5)年、追浜に日本海軍初の「横須賀海軍航空隊」が設立された。

 同航空隊は海軍航空発展の中心となり、1932(昭和7)年には隣接して海軍航空廠が設置され、数多くの新鋭機開発が行われた。終戦間際には日本初のロケット機「秋水」の開発に成功するなど高い技術力を持っていたとされる。同航空隊飛行場の跡地は現在、EV(電気自動車)を生産する日産追浜工場や海洋研究開発機構など先端技術施設として活用されている。

 JTB企画担当者は「花火大会を観覧しながら、大空へあこがれた先人たちの偉業や当時の最先端技術を振り返る歴史探訪の船旅としたい」と話す。

 開催時間は17時~18時30分。定員80人。料金は大人3,000円、小学生 1,500円。汐入桟橋から出港。応募はJTBサイトで。問い合わせは同横須賀支店(TEL 046-824-4216)まで。

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