米海軍横須賀基地正面ゲート前にある「日米文化交流センター」で9月7日より、「米海軍が見た東日本大震災写真展」が開催されている。
同写真展では、「トモダチ作戦(Operation Tomodachi)」と名付けれらた在日米軍による東日本大震災支援活動の記録写真56点を展示するほか、基地内で流されたニュース映像なども初めて公開。
同作戦で在日米海軍は、横須賀を拠点とする米第7艦隊艦船22隻、約1万5,000人を東北へ派遣。海上自衛隊艦船(59隻・1万6,000人派遣)と連携して人命救助や物資輸送などの支援活動を展開した。
公開された写真では、米空母ロナルド・レーガンから救援物資の空輸、横田基地に降り立った米軍輸送機、被災地の住民と協力してがれき撤去する米軍兵士、避難所に物資提供する様子などを紹介している。
同基地司令官のデイビッド・オーエン大佐は「震災のことを私たちは忘れない。何かあればいつでも助けに行く用意がある。被害に遭った人たちには頑張ってほしい」と話している。
日米文化交流センターは、地元住民との交流を目的に2009年11月にオープン。基地ゲート脇にある「CLUB ALLIANCE」ビル1階に設置され、国内の米軍基地で初めて入門パスなしで自由に出入りできる施設。
展示期間は9月7日(14時まで)、10日~27日の月曜~木曜(13時~18時)。入場無料。