横須賀・市民活動サポートセンター(横須賀市本町3)で2月11日・12日、市民団体「よこすか何でもやんべえ~会」(通称:すかべえ~会)が地元産食材にごだわったご当地グルメ「猿塩ラーメン」をお披露目した。同日開催された市民活動の祭典「のたろんフェア2012」にブース出店し、1杯300円で450食を完売して好評だった。
「猿塩ラーメン」を開発した「やんべー会」の柏崎嘉則さん(右)ら
同ラーメンは、長井漁港のしらすと無人島・猿島の塩を使ったラーメン。走水の湧き水、シラスゆで汁、鶏がらを使った特製スープに、追浜のラーメン店の中太めんを使用。トッピングには、しらす、走り水のり、鷹取のゆず、芦名の水菜・わけぎをのせ、猿島ワカメの薫製と海塩で作った「猿塩」で味付け。海の香りと塩味が効いたスープが独特の味わいを生み出している。
すかべえ~会は昨年11月に結成。福祉関係者、学生、居酒屋経営者などメンバーは現在18人。同サポートセンターで知り合ったメンバーらが「地元を盛り上げたい」とアイデアを出し合い、ご当地ラーメンを考案したもの。
同代表の柏崎嘉則さんは「こだわったのはダシ。しらすの生臭さを和らげるのに苦労して何十回も試作を重ねた」という。「今後もイベントなどに出店しブラッシュアップしていく予定。市内飲食店ともコラボできれば」と話す。
2010年11月には、横須賀中央の若手飲食店経営者らが佐島しらすとフォー(ベトナム産米粉めん)を使った「YOKOSUKA海鮮ヌードル」を発表。地元名物しらすを使ったご当地グルメの競演が楽しみだ。